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アパレルショップが靴を売るということ

2017年3月26日

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埼玉熊谷の『巻き爪専門店』アクティブ・フットです。

たまたま一日サロンを不在にした時に限って、

不在通知を3通も入れられた、『あなたの巻き爪改善させ隊』隊長のたまいです。

極めつけは、レターパックライトがポストに差し込まれてました。

なにも、わざわざいない日に、こんなに郵便物が集中しなくったって。。。

逆を言えば、郵便屋さんも、佐川さんも、クロネコさんも、

無駄足運ばせて申し訳ありません。ってことなんですが(笑)。

 

さて。

随分前に何かのニュースで、子供が左右逆に靴を履きたがる。というのをやってました。

これ、どういうことかというと、最近流行りの代表格、クロッ〇スやムートンブーツ。

楽ちんで可愛いなどと謳われて、若い女性だけでなく、男性から子供まで人気ですね。

これらの靴に共通する「楽ちん」という表現。

言い換えると、脱ぎ履きが楽な靴であって、

もっと言うと、直ぐに脱げる靴でもあります。

歩いているとパカパカ脱げやすいので、

子供たちは考えます。

脱げにくくするにはどうすればいいか?

そうか!左右逆に履いて、足に靴が引っかかるようにすればいいんだ!

そう考える子供たちが、靴をわざと左右逆に履くんだそうです。

もう、靴の左右の必要性皆無ですね。

てか、そんな履き方してたらそのうち子供たちの足に変形が出てくること必至です。

 

そもそも、靴が考えられた古代エジプト~ヨーロッパの中世まで、

靴には左右の概念がなかったそうです。

日本に靴が入ってきた明治時代には、既にきちんと左右があったようですが、

まだまだ履き心地の良さなんて重要視されてませんからね。

草履や地下足袋にとってかわった靴のまたの名を、

当時「窮屈袋」なんて言われてたそうです。

そんな窮屈袋も、20世紀になると一気に履き心地が変わります。

かの有名なデザイナーが解剖学を学び、

履きやすい靴の構造を初めて形にしました。

その名も、イタリアの有名デザイナー「サルヴァトーレ・フェラガモ」。

toukouリボンのトレードマークでお馴染み♪

今やトータルファッションブランドとして名をはせていますが、

当時はハリウッド俳優に「スターの靴職人」と言わしめ、

数ある顧客の名簿には、イングリット・バーグマン、ソフィア・ローレン、マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン・・・と、

名だたるハリウッド女優の名前が並びます。

既に靴職人として成功していたにもかかわらず、

更に「足を痛めない靴」を制作するために、南カリフォルニア大学で解剖学を修めたそうです。

すごい!

これが、現在の我々が履いている靴に最も近い原型でしょう。

万能の天才と言われるレオナルド・ダヴィンチの解剖学への功績も、

現代への計り知れない影響を感じますが、

現代の流行をも作り出すファラガモが、解剖学にまで通じていたとは驚きです。

そう。

ファッション、アパレルの括りとして販売される靴ですが、

本来であれば、解剖学に通じる医療関係者が販売するべきものだと考えます。

昨日や一昨日入社した、靴どころか足の構造も知らないショップ店員が、

チャラチャラした格好で売るモノじゃないんですよ。

そうじゃなきゃ、解剖学を元に作られた靴の構造は全く意味のないものになるでしょう?

ダヴィンチやフェラガモだって浮かばれないよ(笑)。

 

p.s.

本日の巻き爪さんともお話ししてたんですが、

解剖学や生体力学なんて難しくて、

なかなか興味もちません。

でも、靴を履いている現代人において、

足の構造は知っておかなくてはいけない知識だと思うんですね。

それが分かると、靴選びにとても役立ちます。

自分の足の構造を知ることで、

自分の足に合った靴を見つけやすくなるんですよ。

 

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埼玉熊谷の『巻き爪専門店』アクティブ フット
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